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Glass Jar Audioより欠損部品到着

今回は以前、AMB Laboratories γ1作成時に
本来キットに全ての部品入っているハズが
実際は足りませんでした。

http://masarin33.blog39.fc2.com/blog-entry-46.html



この時はマルツで、代用品を買って来て
取り付けていましたが
本来の精度より低い物を散りつけていました。

具体的に言うと、セラミックコンデンサの
静電容量変化率または温度係数
と、言う項目があって
マルツに売っていた物は

温度範囲 20~125℃
静電容量変化率または温度係数 0±60ppm/℃

と、いう精度の物でした。

一方、AMB Laboratories 指定の物は

温度範囲 -55~125℃
静電容量変化率または温度係数 ±15%

要は、温度が変化しても
コンデンサの容量が15%以上変化する物は
使っちゃダメと言う事です。

なぜならば、水晶発振器の精度に影響しますよ。
との警告がAMB Laboratoriesの説明書にあったからです。

マルツの物だと、20℃以下になるとヤバそうな感じです。
だから、秋が来る前にコンデンサを
規定の物に取り換えが必要でした。

私はダメもとでGlass Jar AudioのJeffさんと
メールで交渉してみました。

以下、おおまかなメールの内容です。(実際は英語で会話しています。)

私「この前γ1を買ったmasarinだけど部品が足りないよ。
  そちらに、送り忘れた部品無い?」


Jeff「masarin本当にゴメン、フェライトビーズが5つ残っていたよ。
   それと、コンデンサの容量を1個、間違えて送ってしまった。
   他に、抵抗器とか、コンデンサとか足らなかった物はないかい?」


私「では、足らない部品一覧表を送るよ。
  大至急送ってくれると助かる。」


ちなみに、足らない部品一覧表は
こちら

1 film capacitor MKT or MKS 1µF 63V
2 multilayer ceramic capacitor C0G/NP0 33pF 100V
1 multilayer ceramic capacitor X7R 22nF 50V
1 multilayer ceramic capacitor X7R 10nF 50V

2 miniature 1% metal-film resistor 47KΩ
1 miniature 1% metal-film resistor 1.5KΩ

5 ferrite beads

これ以降、全くメールが来ませんでしたが
先週、ようやくJeffさんより郵便が来ました。
画像は
こちら

DSCF1095.jpg

中身の画像は
こちら

DSCF1096.jpg

メールで送った部品一覧表と、同じ物が入っていたので
私の、拙い英語でも通じたようです。(^_^;)

ようやく、時間も取れたので交換してみました。
まずは、半田付けした部分をハンダしゅ太郎で取り除きます。

DSCF1098.jpg

後は、セラミックコンデンサを4つ再半田付けするだけなので
すぐに、仕上がります。。
(他の部品は、前回マルツで調達、交換済みです。)

DSCF1099.jpg

どうにか、室温が20℃を下回る前に
交換出来てホットしています。(^<^)

9月の初旬頃には、半分諦めてMouserに発注掛けようか
迷いましたが、待っていて良かったです。(^^)v

外国での買い物の場合、クレームを入れても
相手にされないケースは、よく耳にしますが
Jeffさんは、親切に対応してくれて助かりました。

本来ならば、私は損をした事になりますが
英語が通じて、無料で欠損部品が送られて来たので
何か、得をしたような妙な感じです。(笑)
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AMB Laboratories γ1 ケース加工

今回は、前回完成したAMB Laboratories γ1
のケース加工をしてみました。

この様子を投稿したいと思います。

後、γ1 には、RCAピンの入出力ジャックもありましたが
私の環境では、それを使用する機器を持っていないので
省略してあります。


今回のキットに同封されていたケースはB2-080なので
AMB Laboratories γ2の型紙を使用しました。

http://www.amb.org/audio/gamma2/gamma2_v100_panel_template.pdf



これを、プリントアウトして2枚のパネルに貼り付け

DSCF1061.jpg

ピンデバイス、ヤスリ、リーマで加工していきます。

DSCF1062.jpg

まず、丸穴はピンデバイスで1.5㍉の穴を開け
それを3㍉まで広げ
後は、リーマで規定の大きさまで広げます。

角穴は、上記方法で加工し
後は、ヤスリで広げていきます。

パネル完成画像は
こちら
DSCF1066.jpg

後、共立電子よりWiMAのフィルムコンデンサが到着したので
これも、交換しておきました。

DSCF1065.jpg

セラミックコンデンサのX7R以上の規格品は
Mouserとか、Digi - Keyとかの海外サイトには見つかりますが
国内には、あまり見かけませんね。
これも、現在、入手経路を模索中です。

角穴は最初に丸穴を加工する時に、ちょっと大きく
開け過ぎてしまいまして(汗)
実物よりも、大きめになってしまいましたが

ケース加工完成画像は
こちら

DSCF1070.jpg
DSCF1071.jpg

今は、こうやってPS3からの音楽を聴くのが楽しみに
なっています。(*^_^*)

DSCF1073.jpg

PS3からの光接続でγ1を通して聴く音質は凄いですね!
ipod nano との比較を家で例えると
安定感が、鉄筋コンクリートの家と、木造の家
との差があります!

いずれ、世の中の殆どのDAPは
デジタル出力になるとは思いますが
その実力片鱗を見せてくれた
γ1は凄いと思います。

また、このような高性能のDACを
8千円強で聴ける時代になった事も
驚きを感じます。

まぁ、・・・Glass Jar Audioがγ1の
全ての部品を入れていますよ!
と。言いつつ、部品が足らなかったのには
泣かされましたが(笑)
工作も、結構楽しめたので満足しています。(^^)v

皆様方でデジタル出力の、ある環境のある方なら
円高の今、値段も手頃で音質も素晴らしいので
持っていて損の無い機器と、私は思います。

是非、1度お試し下さい。(^.^)

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AMB Laboratories γ1作成

今回は、マルツのMHPA-PCM2705U-KITのリベンジと言う事で
他のDACを探していた所
ひぐらし様のブログで
AMB Laboratories γ1

http://higurashi.asablo.jp/blog/2011/07/31/5996392



を、作ろうとしていたのが目に止まりました。
また、おやじ様のコメントを見ると
入手先のアドレスがありました。

入手先は
こちら

http://www.glassjaraudio.com/product.sc?productId=31&categoryId=2



キットの内容を見ると

This kit has all the parts to build the Gamma 1 DAC full ++ version

(このキットは、γ1フルバージョンを作成するすべての部品を含みます。)

かなり、お得な値段設定で、日本円で約8千円強です。

なので、即、発注しました。

それが、1週間程前に自宅に到着しました。

DSCF1041.jpg

中身はこのようになっています。

DSCF1042.jpg

部品は全部入っているので、すぐに作成に取り掛かります。
今回のキットは表面実装部品が沢山あります。
まずは、ICから慎重に半田付けをしていきます。

DSCF1044.jpg

続いて、ドンドン半田していきます。

とりあえず、全部のICを取り付けた所で
記念写真を撮ってみました。

DSCF1046.jpg

御覧の様に、かなり細かいです。(-_-;)

次に、抵抗器を付けて行きますが
PCで、英語のリストを見ながらやっていたので
いきなり間違いました。(汗)

今回のキットは部品数も多いので
このままでは、また間違いが発生すると判断しました。
一旦、作業を中止し
まずは日本語で、部品リストを作り直し
プリントアウトしました。

その枚数なんと9ページ!
この部品を、一つ付ける度に部品表と配置図に
蛍光ペンでマーキングしていく事にしました。

DSCF1060.jpg

このようにして全て、部品を取り付け
完成!と思いきや、どう見ても部品が足りません。(ー_ー)!!

抵抗器           3つ
フィルムコンデンサ     1つ
積層セラミックコンデンサ  3つ
フェライトビーズ      5つ

が足りません。
本来なら、Glass Jar Audioに文句を言って
再配送させるべき所ですが、相手は、アメリカ。
そのような事をしていては2週間位掛かってしまいます。

後、私の英語力が劣っていて
違った和訳になっているのかもしれません
もし、そうであればコメント頂ければ有り難いです。

仕方無いので、マルツへ、足らない部品を買いに行って来ました。

それで、どうにか、全部品を取り付けましたが
足らない積層セラミックコンデンサの部品の指定は
C0G/NP0

Z5U, Y5V もしくはそれ以下のランクは
クォーツ発振に影響するのでダメ
と、書かれていましたが

C4U and C5U are C0G/NP0 grade, which provides the best thermal stability and is important for the crystal oscillator circuit. C18D is also C0G/NP0 but all other multi-layer ceramic capacitors are X7R grade because C0G/NP0 is only available in small capacitances. Do not use Z5U, Y5V or other lower grades

マルツには、置いてなかったので指定外のランク品を付けましたが
これは、また後で付け替えようと思っています。

ここで、ようやく完成しました。
が、説明書をよく読むと

① 2つの基板を繋ぐのにはフルバージョンの場合
  裏側にワイヤーケーブルの配線が必要。
 (The following picture shows an example of a 5-wire ribbon cable hard-wired to the bottom side of    the  board and soldered at the top side pads.)


② γ1から、直接イヤフォンに繋ぐには
  カップリングコンデンサのグレード、容量の変更が必要。
(If you plan to drive headphones directly from the γ1, then you should use
Nichicon KW or FW 470µF 6.3V or 10V capacitors to avoid low-frequency roll-off.
Note that some of these "for audio" electrolytic capacitors are non-polarized)

上記2点の部品が必要なので、またマルツへ・・・((+_+))

皆様方は、最初に、よ~く説明書を読んでおく事をお奨めします。

それでは、完成画像は
こちら
(表)

DSCF1049.jpg

(裏)

DSCF1052.jpg

ドキドキしながらも、PCに接続してみたら
無事、赤ランプ点灯

DSCF1053.jpg

と、同時にドライバーもインストールし、認識してくれました。

ドライバーインストール

早速、iTunesを起動し、音楽を再生してみると
トグルSWの色が赤から緑に変わりました。

DSCF1054.jpg

試しにイヤフォンを挿してみると、無事、音楽が聴けました。

DSCF1055.jpg

前回も、同じ事を言っていたと思いますが
この瞬間がたまりませんね!!!

次に、ACアダプターでの動作確認ですが
γ1のキットに入っていたプラグは
アメリカの規格の物なので、どうしようか悩みましたが
手持ちのイラナイACアダプターの
プラグ部分だけを、切り落とし
規定の物に交換しました。

DSCF1056.jpg

動作確認の為、接続してみると、赤ランプ点灯(トグルSW)

DSCF1057.jpg


引き続き、光入力の動作確認をしてみようと
思いましたが、私のPCは光出力は無いです。
なので、PS3より出力してみました。

DSCF1058.jpg

これも、無事、音が出ました。(^<^)

今、こうやってアンプに繋ぎ音楽を聴きながら
ブログを更新していますが

DSCF1059.jpg

PS3からの音は、結構良い感じですね!
PCからよりも良いと思います。
とても、ゲーム機とは思えない、素晴らしい音を出してます。

さて、ケースの加工もしたかったのですが
γ1でここまで素晴らしいのなら
γ2を繋げたら、どんな音を聴かせてくれるのだろう?
とか

http://masarin33.blog39.fc2.com/blog-entry-14.html



このアンプの昇圧回路を
参考にして、バッテリー内臓、充電機能追加
とか
また、良からぬ事を考えています。(笑)

この辺は、また考えが、まとまりましたら
当ブログに投稿しようと思っております。(^_^)/

本来ならば、もう2つ程、別件のネタを
夏休み中に、投稿しようと思ったのですが
残念ながら、他の用事で忙しかったので
出来ませんでした。

これも、また、時間の取れた時にでも
作成しようと思います。

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プロフィール

masarin33

Author:masarin33
最近のデジタルオーディオ、イヤフォンの進歩には
目を見張る物があります。

それらの機器を
より安く
より良い音で
より楽しく
聴いてみたい
一心でブログを開設してみました。

電気知識等は詳しくありませんが
素人目線で
開拓して行こうと思います。

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