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TripleFi 10 リケーブルのやり方

今回は、私の
TripleFi 10 リケーブルのやり方
を投稿したいと思います。

ちなみに、私はリケーブルはどちらかと言えば
苦手分野です。
よって、ツッコミ所、満載になっていると思いますが
素人目線で、自分用の覚え書きに作成しておりますので
その辺を踏まえて、見て頂けたら幸いかと思います。(笑)

まずは、千石電商の圧着Dサブ端子の細い方を用意します。

DSCF1105.jpg

赤線の所でカットします。

カット品


次に線材を用意します。
今回は、オヤイデ電気のHPC-26Tを使ってみました。

DSCF1103.jpg

この線は平行シールドケーブルなので布被膜を
使わなくてもいいので、その分、作業が楽です。

この線を自分の使いたい長さにカットします。
今回、私は1㍍でカットしました。

次にこの線の外皮を剥きます。
通常この時は
ワイヤーストリッパー

DSCF1106.jpg

で作業をしますが、今回のHPC-26Tは伸縮率が高いせいか
全く切れず、ただ伸びるだけなので
デザインカッターで切り離しました。

DSCF1107.jpg

この時出て来た線を芯線とシールド線によじって分けます。

DSCF1108.jpg

長さを約1㎝に揃え、芯線の外皮を
ワイヤーストリッパーで剥きます。

DSCF1109.jpg

先端部を半田処理します。

DSCF1110.jpg

先程、カットした圧着Dサブ端子をバイスに挟み
線を半田付けします。

DSCF1112.jpg

同様に4本全部、半田付けします。


この時、
白線と、シールド線
青線と、シールド線
この2つの長さを同じに揃えると
後で、楽に作業出来ます。

4本全部、半田付けしたら
収縮チューブで絶縁していきます。

DSCF1113.jpg

終了後

シールド線=黒
青線   =青
白線   =赤

で、収縮チューブで
極性を色分けしておきます。

DSCF1114.jpg

続いて、0.3㍉程度のスズメッキ線で

DSCF1115.jpg

青線とシールド線
白線とシールド線
を、ラジオペンチで縛り固定します。
この時、各線の長さを同じ長さになるよう調整します。

DSCF1116.jpg

更に、L と R を見易くする為1㍉程度の
収縮チューブを被せます。

DSCF1118.jpg

続いてマルツに売っているのギボシを用意し

DSCF1117.jpg

このような位置でカットします。

DSCF1121.jpg

収縮チューブを1㎝位でカットし
これを最初に線に通します。
次に、先程カットしたギボシを通し
TripleFi 10の穴に通常差し込む深さまで挿入します。

DSCF1122.jpg

ちなみに、TripleFi 10の穴の配線図は
こちらを参考にしてください。

DSCF1101 (2)

この状態のまま
ギボシをTripleFi 10に当たるまで
差し込み、収縮チューブで固定します。

DSCF1139.jpg

同様の事を、もう一方にもして
コネクタ部は完成です。(^_^)/

引き続き
スライダー部、3.5㍉プラグ部を作成します。

まずは、3.5㍉プラグの選定ですが
これは、好みの問題なので
自分の使い易い物を、選んで下さい。
プラグの種類として大体3つに分かれます。

DSCF1123.jpg

プラグによって、L R GND の位置が違います。

極性表示

これは、後で配線する時に重要なポイントになります。

今回、私は左側の
PAILICCS製の物を選びました。

このプラグのデザインが好きなのと
このプラグだけ半田付けが難しいので
いい機会なので、これで説明したいと思います。

逆の言い方をすれば、真ん中のプラグが1番簡単です。
L とRとGNDの長さも均等で良いですし
ケーブルの留め具も付いているので
クッションも入れる必要は無いです。
上の配線図とうり半田付けをすれば、即、完成です。
半田付けに自信が無い方は、このプラグをお奨めします。

スライダー部はマルツのギボシを使用します。

DSCF1124.jpg

このギボシを

スライダークッション


赤線の位置でカットし
上部をスライダー
下部を3.5㍉プラグのクッション
として使用します。

まずは、LとRの、コネクタ部を
好みの長さまで裂いておきます。
私の場合約50㎝です。

この部分に、収縮チューブで覆ったスライダーを通し
裂いた分岐点に収縮チューブでこれ以上裂けないように
固定します。

DSCF1126.jpg

そして、3.5㍉プラグのクッションも
収縮チューブで覆っておきます。
これも先に線に通しておきます。

3.5㍉プラグの外枠の部分もクッションの
次に通しておき、線の先端部をコネクタ部と
同様にして剥いておきます。

DSCF1127.jpg

そして、バイスにプラグを固定して
L R 部に予備半田をしておきます。

DSCF1142.jpg

そして、最初はL側の線をギリギリまでカットして
半田をしていきます。

DSCF1143.jpg

次にR側をプラグの位置に合わせてカットし
クリップで固定します。

DSCF1144.jpg

隣と接触しないよう慎重に半田付けをします。

DSCF1145.jpg

GNDは裏側に通し、クリップで固定します。

DSCF1146.jpg

このプラグは高さに余裕が無いので
なるべく平たく半田します。

DSCF1147.jpg

3.5㍉プラグのネジを締め、クッションを入れていきます。

DSCF1148.jpg

ここまで挿入出来たらOKでしょう。

DSCF1134.jpg

これで、ようやく完成しました。!(^^)!

DSCF1137.jpg

今回のケーブルには使用しませんでしたが
線が単線の場合、布被膜が必要かと思います。

私は、もっぱら下記のやり方で調達してます。

http://masarin33.blog39.fc2.com/blog-category-7.html



このHPC-26Tというケーブル、外装もプニュプニュしていて
弾力性があり、肌触りも良好です。
実際の音質も、外装と同じで低音~中音にかけて
リズム感がUPし、弾力感があります。
クラシック好きな方にはお奨めしませんが
洋楽な好きな方には、面白い1品かと私は思います。
是非、皆様方もお試し下さい。(^_-)-☆
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テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

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masarin33

Author:masarin33
最近のデジタルオーディオ、イヤフォンの進歩には
目を見張る物があります。

それらの機器を
より安く
より良い音で
より楽しく
聴いてみたい
一心でブログを開設してみました。

電気知識等は詳しくありませんが
素人目線で
開拓して行こうと思います。

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